「捨てられない」との上手な付き合い方

さあ片づけよう、と思ったらまず「捨てなくっちゃ」と思うモノの、どれもこれも必要なものに見えて結局捨てられず片づけの手が止まってしまった・・・そんな経験はありませんか?

そもそも「捨てられない」の悩むものは現在使ってないモノ、使えないモノである場合がほとんどです。よく使っているモノ、お気に入りのモノは捨てようかどうかも迷いません。さて「捨てられない」には3つの理由があります。今日は洋服を例にとって考えてみます。

理由その① まだ使えるから捨てられない

お金とかそういうことではなく、まだ使えるものをゴミ袋に入れることに罪悪感がある」という場合は、即リユースです。
ネット上のフリーマーケット(メルカリなど)やオークション、リサイクルショップ、または途上国への寄付という方法もあります。

※古着でワクチン
※ジョイセフ

モノの価値を活かしたい場合はそのモノの価値が生きる場所で使ってもらうことが一番です。

理由その② 高かったから捨てられない


ブランド物のコートやバッグ、など購入したときに高値だったものはなんとなくその値段の価値があるような気がしてお金を捨てるような気持ちになり抵抗があるのは当然です。

だからといって売ろうとするとほとんど値がつかないから売ることもできない。

この場合はズバリ貴重な「収納スペース」「自分の時間」「自分の手間」「コスト」を使ってでも持っておく価値があるのかどうかを考えます。クローゼットがパンパンでよく使う服が出し入れしにくい、衣替えに時間がかかる、クリーニング代がかかる、ハンガーを買い足す、部屋が散らかっていてイライラする。

モノは多ければ多いほどその管理に時間と手間とコストがかかります。だから今一度考えてほしいのです。10年前に10万円で買った、でも今は1000円でも売れないその洋服は今のあなたの時間と手間とコストをかける価値があるものかどうか。

そして何よりその服はあなたを素敵にみせてくれますか?
洋服の価値は金額ではなく自分を素敵に見せてくれるかどうかだと私は考えます。

理由その③ 思い出があるから捨てられない


母親に買ってもらった服、初任給で買った服、プロポーズされた時の服・・・などその服に思い入れがあって捨てられない、というのもよくある話です。

私は思い出の服は持っていていいと思います。それをみて幸せな気持ちになるのであれば持っている価値があります。

ただし、それらは日常使うクローゼットとは別の「思い出ボックス」に入れましょう。思い出ボックスには写真や手紙、誰かからの捨てられないプレゼントなどすべての「思い出」をまとめます。

部屋を片づけていて「思い出だから捨てられない」と思ったら迷わず思い出ボックスに入れるようにすれば片づけの手が止まりません。

結果として大量の思い出になってしまってもかまいません。一度自分の思い出の総量を目で見ると「こんな量はいらないな」と思うかもしれませんし、「思い出」を収納するためにほかのモノを減らそうかな、という選択もできます。

片づけは「捨てる」からはじめない

片づけが苦手な方は捨てることが苦手な場合がほとんどです。苦手なことからいきなりやろうとするとそこで片づけが止まってしまいます。

だから片づけのときは「どれを捨てようか」ではなく「どれを残そうか」と残したいものを選んでいきます。その時に「着心地がいいから」「使い回ししやすいから」「みんなから褒められるから」「スタイルよく見えるから」と理由を考えながら選んでみてください。

するとだんだん「この服はほかの服と合わせにくいからほとんど着てないな」などネガティブな理由が見えてきます。そうすると自然に手放せるようになります。

捨てることが苦手というのはとても自然な感情ですから苦手で当然、モノを大切にする自分に自信を持ってください。
そしてそれと同時に「もったいない」だけのモノに大切な手間や時間を奪われてないかも考えて自分自身を大切に扱ってくださいね。