冷凍野菜のメリットやおいしく凍らせるコツとは?注意点や解凍方法も紹介

毎日の食事は、健康や節約のためにはもちろんのこと、栄養バランスや彩りを考えて、野菜をたっぷりと取り入れたいですね。しかし、その一方で、忙しい毎日の中、洗ったり、皮をむいたりといった野菜の下ごしらえは面倒なもの。そんな時に便利なのが、すぐに使える冷凍野菜です。コツさえ掴めば、旬の野菜をおいしい状態で冷凍保存できますよ。

野菜の冷凍保存は栄養価を保つのに適した方法

野菜を冷凍保存するメリット、それは栄養満点な旬の野菜を、栄養価を保ったまま保存できることです。たとえばほうれん草の場合、冷蔵庫で数日間保存しただけで、ビタミンCが減少することがわかっています。その状態でゆでると、水に溶けやすいビタミンCは更に失われます。新鮮な状態のほうれん草をゆでて冷凍保存すれば、日数が経過することによるビタミンCの現象を防げるだけではなく、栄養価を保ったまま長期保存ができるのです。

冷凍保存で下ごしらえの手間が減る

野菜の冷凍保存は、下ごしらえの手間が減って時短が叶うというメリットがあります。料理をする時に時間がかかるのは、材料の皮をむいたり切ったりするところですよね。冷凍庫から出してそのまま使える冷凍野菜は、面倒な下ごしらえが不要なので手間も時間もかからず大変便利です。また、一度冷凍した野菜は繊維が壊れているので、味が染み込みやすく、減塩しながらおいしく仕上がるのがうれしいポイントです。

冷凍保存のコツ①ダメージを防ぐ、冷凍前の下ごしらえ

野菜を冷凍保存する場合、冷凍前の下ごしらえが重要です。野菜は冷凍すると食感が変わってしまうことがありますね。それは、水分が凍る時に野菜の細胞を傷つけてしまうから。そのため、さっと下ゆでして水分をよく切ってから冷凍するのがおすすめです。もし時間があるようなら、冷凍する時に下味をつけておきましょう。野菜の中まで味が染み込んで、調理するときの調味料が少なく済むので減塩に役立ちます。

冷凍保存のコツ②「急速冷凍」をめざして速く凍らせよう

冷凍野菜のおいしさを保つためには、急速冷凍を目指して冷凍にかかる時間を短くするのがポイントです。家庭の冷凍庫で、できるだけ早く凍らせるためには、ちょっとした工夫が必要です。ラップやフリーザーバッグに薄く広げて表面積を広くすることや、保冷剤をのせて冷やすこと、熱伝導が良い金属トレーに乗せること、冷凍庫の急速冷凍モードを使用することで、早く凍らせることができます。

冷凍するときの注意点

冷凍野菜を活用するためには、いくつかの注意点があります。それは、できるだけ早めに使うことと、一度解凍した野菜を再冷凍しないことです。冷凍すると長期保存ができますが、永久においしい状態で保存できるわけではありません。冷凍庫の扉の開け閉めによって霜や乾燥を引き起こし、味や食感が変化することがあるため、できるだけ早く使いましょう。再冷凍は、味や食感が変化するだけではなく、衛生面の心配があることから、解凍した野菜は使い切ることをおすすめします。

ダメージを防ぐ解凍方法&おすすめの使い方

冷凍野菜を使う時、スープなどの煮込み料理や炒め物にするなら、冷凍したまま使うのがおすすめです。冷蔵庫や流水で解凍するより手間と時間がかからず、栄養の流失がないのです。ブロッコリーやカリフラワーなどの比較的水分が少ない野菜や、葉野菜をおひたしにする場合は電子レンジでの解凍が便利です。冷凍野菜を皿に広げて、調味料をかけてから電子レンジで解凍すれば、それだけで1品できあがります。

コツを守って野菜をおいしく冷凍しよう!

ちゃんと冷蔵庫に入れておいても、数日で傷んでしまったり栄養価が落ちてしまったりする野菜。コツを掴んで、旬の野菜を冷凍保存すれば、いつでも手軽においしい野菜が食べられます。冷凍野菜はそのまま料理に使えるので、大幅に時短が叶うのがうれしいポイントですね。時間がある時に新鮮な野菜を冷凍して、忙しいウィークデーの時短をしながら華やかな食卓を囲んでみませんか。