夕食はコース方式がおすすめ!
作りながら食べるスタイルで家族団らんの食卓を

最近は「一汁二菜」「一汁一菜」というスタイルも広まりつつありますが、やっぱり夕食は「一汁三菜」というご家庭も少なくないのでは。食卓に全部並べて声をかけても、家族がなかなか集まらない、そしてあっという間に「ごちそうさま」の繰り返しにお疲れ気味のときは、作りながら食べられるコース式を試してみませんか?

ホテルのようなコース料理を想像しないで!

コース式と聞くと、ホテルのようなコース料理を想像して、「余計に大変になるのでは?」と考える方もいるかもしれませんね。ここでいうコース式は、食べる料理は普段の食事と同じです。

味噌汁や副菜を全て作って食卓に並べるのは意外と大変

では、いつもの夕食とコース式は何が違うのか。それは料理の提供の仕方です。

冷たいものは冷たく、温かいものは温かい状態で、すべてそろえて食卓に並べるには、それぞれの料理にかかる時間を逆算して、準備を進めなければいけません。コンロの数には限りもあるので、おかずが何品もあれば、かなり高度な作業になります。

一度に全部出そうとするから大変になる、それなら、できたものから出そうというのがコース式です。

ヨーロッパに伝わる「アペリティフ」

アペリティフは、食事の前に飲む酒のこと。ヨーロッパの食事には「アペリティフ」を楽しむ時間があります。お酒を飲みながら、少しの食べ物をつまみ、食事前の時間をゆったりと過ごします。

軽く飲んだり食べたりすることで、胃腸の動きはよくなります。空腹状態でそのまま食事となると、急いで食べてしまったり、ついつい食べ過ぎてしまったりしがちですが、それを防ぐ効果もあるとか。気持ちの面でも、外から帰ってきて家でくつろぐモードに切り替えるのに、よい時間となります。

食事の前の飲み物は、もちろん、お酒だけでなく、お茶類や水でも。作り置きの惣菜や、チーズ、ちくわなどをちょっとつまんでおいてくれると、「おなかすいた、ごはんまだ?」のプレッシャーを感じずに、調理を進められますよね。

まずは苦手なものから出してみよう

ある程度の準備ができたら、できた料理から食卓に並べ、みんなで食べはじめます。

肉や魚などの主菜と一緒のときは、手をつけなかったり、残してしまったりしがちな野菜料理も、おなかがすいているときは積極的に食べるもの。一品目には、サラダやお浸し、作り置きの惣菜など、簡単な野菜料理がおすすめです。

作りながら食べるという新しいスタイル

最初の料理を食べながら、次の料理ができるのを待ちます。オーブンを使った料理や、鍋で煮込む料理なら、料理に付きっ切りにならなくて済みます。交代でときどき様子を見に行って、でき上がったら、家族で協力して盛り付けするのもいいですね。

メニューは作りながら皆で決めてもOK

ゆっくり時間をかけて食べると、いつもより少ない量でもおなかいっぱいになってしまうことも。

全部の料理を最初に食卓に並べてしまうと、全部食べなくてはと食べ過ぎたり、逆に中途半端に残ってしまったりするときもありますが、コース方式なら、みんなの食べ具合を見ながら、多かったら途中で出すのをやめて、足りなさそうだったらもう一品出すなど、臨機応変に対応可能です。出さなかった料理は、次の食事にまわすこともできます。

ごはんとみそ汁は、最後の方で出すようにして、その時点で食べたい人が食べたい量を食べるようにすれば、食べ過ぎを防げますよ。

夕食をコース方式にしてディナータイムを家族で楽しもう!

みんなで食卓に付き、できた料理から食べるコース式。作りながら楽しく食べる食事のスタイルは、気分転換にもなるし、家族も気づくことが多いのでは。ぜひお試しください!