6月30日にいただく厄除けの和菓子
「水無月」を簡単に作る方法

京都では水無月晦日(6月30日)に「水無月」という和菓子を食べる風習があります。もともとは、京都の暑い夏を乗り切るために、氷の形に見立てた三角形の水無月を食べたのが始まりだそう。最近はコンビニでも見かけるようになりましたが、皆さんは食べたことありますか?

京都での水無月事情

三角形のういろうの上に、甘く煮た小豆が乗った和菓子。京都では6月30日が近くなると、どの和菓子屋さんにも「水無月」という名前の和菓子が並びます。京都で生まれ育った私は、この和菓子が大好きで、食べる意味など知らない頃から親にねだって買ってきてもらったものです。

大人になってFacebookで「水無月」のことをつぶやいたところ、この和菓子を食べる習慣が全国区ではないことを知り、とても驚きました。

水無月を食べる意味

 

まだ氷が貴重だった時代、夏の暑さに備えて「氷を食べて無病息災を願う」という行事があったそうです。ところが、ぜいたく品の氷を庶民が口にすることはできないので、削った氷の形に見立てた水無月を食べるようになったとか。小豆は魔除けの意味もあるようです。

近頃は、白いういろうの生地だけでなく、抹茶や黒糖などを使ったものも和菓子店に並んでいます。確かに氷に見立てたというだけあって、ショーケースに並ぶ水無月はとても涼し気ですね。

水無月の作り方

材料はとてもシンプル。あずき缶だけスーパーで買ってきたら、あとは家にあるもので作れます。

<材料>
薄力粉   100g
きび糖   50g
お湯    300ml
あずき缶  1個
牛乳パック 1個

<作り方>
1. ボウルに薄力粉ときび糖を入れて混ぜておく
2. お湯を少しずつ加え、だまにならないようにゆっくり混ぜる


3. 牛乳パックの中に注ぎ、横にして電子レンジ(600w)で2分加熱する
4. 取り出して、牛乳パックを横にしたまま、上の部分を切り取る
5. ういろう部分の上にあずきを広げる


6. ラップをして電子レンジでさらに1分加熱する
7. 牛乳パックのまま冷蔵庫で冷やす

冷えたら、好きな大きに切り分けていただきます。薄力粉と砂糖を混ぜるときに少し抹茶を加えてもOK。今回はきび糖を使いましたが、上白糖を使うと真っ白なういろうに仕上がります。牛乳パックを型に使うので本当にお手軽ですよ。

今年も全国的に暑くなりそうなので、夏を元気に乗り切る願いを込めて、水無月を手作りしてみませんか。拍子抜けするほど簡単に作れるので、6月30日と言わず、頻繁に作りたくなると思いますよ。ぜひお試しください。