仕込み5分+冷蔵庫で1日寝かすだけ!時短料理の強い味方「塩豚」のすすめ

塩豚の作り方はとても簡単。塩をすりこんだ豚肉の塊をラップで包み、冷蔵庫で1日寝かせるだけです。どんな食材ともそれなりに合い、適度な塩味とうま味があるから、余計な味付けはいりません。料理の時間が限られた、忙しい毎日にはありがたい、冷蔵庫にあると安心のおかずの素です。

下ごしらえは5分!ポイントはラップでぴっちりと包むこと

<本文>
【材料】
・豚バラ肉か豚肩ロース肉のブロック
・粗塩 豚肉の重量の3~4%くらい

【作り方】
1.豚肉の水気をペーパータオルなどでふき取り、塩を表面にまぶしてすり込む
2.空気が入らないように、1.の肉をラップでぴっちりと包み、冷蔵庫で1日以上寝かす

写真の塩豚は豚バラブロック334g、塩10gで作りました。

時間がないときは、数時間からひと晩寝かすだけでも「塩豚」の風味が出ておいしくなりますが、1日以上寝かすと、味がより落ち着いてもっとおいしくなります。

最初の数日間は肉から水分が出るので、毎日ラップを変えます。そのときに、水気をペーパータオルなどでふき取るといいですよ。

仕込みや保存の状況にもよりますが、作った塩豚は、冷蔵庫で1週間くらいもちます。冷蔵庫の冷蔵室よりも温度が低い、「チルド」「氷温」といったルームに塩豚を保存すると、保存期間は多少長くなります。

次に、塩豚を使って簡単にできる料理をご紹介します。

シンプルに焼くだけ。塩豚のおいしさを堪能!

1日寝かした塩豚をほどよい厚さに切り、うすく油をひいたフライパンで焼きました。追加したのはコショウのみ。

シンプルに焼いただけの塩豚は、ぜひ生野菜とご一緒に。塩豚のほどよい塩気で、野菜をたくさん食べることができます。もちろんごはんも進みます。

塩豚と一緒にタマネギやキノコなどを炒めるのもおいしいですよ。

薄切り塩豚をちょっと入れるだけで、野菜炒めがグレードアップ!

写真左は5日目の塩豚です。途中で「氷温」ルームに移しました。このくらい日にちがたつと、肉がしまり、切れ味のよくない包丁でも薄く切ることができます。塊のベーコンをスライスするような感じです。

薄く切った塩豚を、野菜炒めの中に少しだけ入れました。少量の塩豚でも、入れるのと入れないのとでは、料理の仕上がりがかなり違ってきます。

コンソメいらず。野菜とコトコト煮るだけで、おいしいスープのできあがり!

塩豚は拍子切り、冷蔵庫にあった野菜は小さく切って、水から一緒にコトコト煮ました。仕上げにトマトソースを入れて、ミネストローネのでき上がり。

野菜の甘み、塩豚の塩気とうま味が出ているので、コンソメはいりません。味見をして、塩味が足りなければ足します。

「これがあれば何か1品できる」と、心の余裕にもつながる塩豚。ブロック肉が安く手に入ったら、ぜひ作ってみてください。時間があるときは、大きいまま、弱火でゆっくりとゆでてスライスしたり、オーブンで焼いたりして食べるのもいいですよ。