木綿、絹ごしはお好みで♪
時短料理のお助け食材「冷凍豆腐」

豆腐は、冷凍して解凍すると、食感がすっかり変わってしまいますが、その食感を生かして、肉の代用としていろいろな料理に使えます。ヘルシーなのはもちろん、肉のような下処理がいらないのも、うれしいところです。

木綿豆腐と絹ごし豆腐、冷凍するとどうなるの?

豆腐を冷凍すると、冷凍豆腐のでき上がり。パックのままか、膨張でパックが破ける心配がある場合は、パックごと保存袋などに入れて凍らせます。解凍は、半日ほど自然解凍するか流水解凍で。電子レンジの場合は、おいしくなくなってしまうので、加熱しすぎに注意します。

写真の豆腐は、自然解凍後にパックから出して、軽く水を切ったもの。右側が木綿、左側が絹ごしです。水をよく絞ると、木綿はスポンジのようになるのに対して、絹ごしは、どちらかといえば層が重なった感じになります。

煮物にすると、木綿豆腐は、キメがやや粗めの高野豆腐のような食感に、絹ごし豆腐はつるんとした食感に仕上がります。

そのままでも、別の料理に展開もOK!シンプルな豆腐ステーキ

解凍した豆腐を適当な大きさに切り、手で挟むようにしてよく水を絞ります。塩コショウをして、表面に薄力粉をうすくまぶし、油をひいたフライパンで両面をこんがり焼いたら完成!

写真は左から、塩コショウをした状態、焼き上がった豆腐、焼いた豆腐を真ん中で切ったもの。それぞれ、上が木綿で、下が絹ごしです。木綿はより肉に近い食感。絹ごしは、少し柔らかく、豆腐がため込んでいる水分が「じゅわっ」と出てきます。

そのまま食べてもおいしいですが、甘辛いたれをからめたり、カレースパイスなどで風味をつけたりしても。八宝菜などの具などにも使えますよ。

ちぎってまとめて揚げるだけ「豆腐ナゲット」

写真左から、ちぎった木綿豆腐、ちぎった絹ごし豆腐、ナゲット状にまとめたもの(上が木綿豆腐、下が絹ごし豆腐)。

【材料】
・豆腐 1丁
・卵 2個
・顆粒スープの素 小さじ1~2
・片栗粉 大さじ1~(ゆるくてまとまりにくい場合は追加)

解凍した豆腐の水をしっかり絞り、細かくちぎって、調味料、卵、片栗粉を混ぜてまとめます。

多めの油をひいたフライパンで、揚げ焼きに。崩れやすいので、フライパンに入れたら表面が固まるまで、しばらく触らないようにします。両面がいい色になったら完成です。

右側ができあがりの写真(上が木綿豆腐、下が絹ごし豆腐)。木綿は、より肉に近い食感で、絹ごしは、「つなぎ多めのナゲット」といった食感です。

唐揚げも、カツも!冷凍豆腐でヘルシーな揚げ物を実現

写真左手前は、木綿豆腐で作った唐揚げ、右は絹ごし豆腐で作ったカツです。

唐揚げは、水を絞った豆腐を適当な大きさにちぎり、漬け汁に10分ほど浸します。軽く絞って、片栗粉をまぶして揚げるだけ。

カツは、水を絞った豆腐を適当なサイズに切り、塩コショウをして、衣をつけて揚げるだけ。

どちらも、余分な脂肪をとったり筋を切ったりといった、肉料理に必要な下処理がいらないので、あっという間にできますよ。

冷凍豆腐は木綿ばかりを使っていましたが、「絹ごしは食感が違うらしい」と聞いて試したところ、これまでとは違ったおいしさに出合いました。木綿はより「肉」に近い感じ、絹ごしは滑らかさ、ジューシー感を味わえると思います。