「体幹」は赤ちゃんのうちに!が新常識 vol.4 「赤ちゃんの笑顔が正しい寝返りにつながる!」

正しい寝返りにつなげるためにはCカーブの姿勢保持が欠かせません。しかし、市販のベッドは平ら、その上「赤ちゃんは窮屈なお腹の中から生まれてきたからのびのび寝かせてあげよう」と考えてしまうものです。概念にとらわれず、赤ちゃんが笑顔になる快適な姿勢であるCカーブを学び、体幹を整えましょう。

赤ちゃんは笑うのが仕事!

〜泣く理由(赤ちゃんからのSOS)と反り返りの関係〜

赤ちゃんは泣くのが仕事と言われていますが実は間違い!泣いているのは「赤ちゃんからのSOS」のサインです。そのほとんどが「体のこわばり(緊張)」から起こっています。

「こわばり→反り返り→泣く(赤ちゃんからのSOS)」は切っても切れない関係なのです。

赤ちゃんが不快に感じる姿勢である事から体がこわばり、本来の体の機能が使えなくなっている事を「赤ちゃんがSOSのサインとして出している」のです。(医療的な介入が必要な場合や普段と違う環境で不安定な場合を除きます)

代表的な赤ちゃんのSOSサインは

・「オムツ、授乳、眠い」などの生理的な欲求が満たされても泣き止まない(夜泣きを含む)

・向きぐせが出て、頭が変形

・眉間にしわ、辛そうな表情

・吐き戻し

・正中線がまっすぐにならずに弧を描く

・アゴが上がり口呼吸

・体全体の緊張からの抱きにくさ

・おっぱいを飲む動きが弱く、授乳間隔が開かない

・便秘  など

こわばりの原因はいろいろありますから、原因を探るよりも「解決方法」に目を向けるようにしましょう。大切なことは今の赤ちゃんの不快な症状を取ってあげることです。

ゆるふわセラピーとは?

ゆるふわセラピーは優しいタッチで赤ちゃんに触れながら緊張している筋膜などの組織を緩め、髄膜液の流れを促し、自律神経の働きをスムーズにするセラピーです。自然治癒力が高まるので、日頃から行うことで、病気になりにくい強い体作りになり、オススメ!

赤ちゃんだけでなくご家族の誰にでも、また犬や猫などペットちゃんにもできる万能で安全なお手当て法です。嬉しいのは道具がいらないこと!手があればどこでもできます!

〈セラピー手順〉

・耳(耳たぶを親指と人差し指で優しく挟みながら触れる)

・耳以外の全身(やりやすいのは胸、肩甲骨、お腹、仙骨あたり。手のひらで赤ちゃんの肌を優しく密着させるように触れる)

どちらも手の重みがかからないように注意しましょう。授乳中や寝かしつけ中、寝た後などに「ゆったりとした気持ち」で優しく触れてみてくださいね。

たとえゆるふわセラピーの効果が出なかったとしても、優しく触れていることでオキシトシンの分泌が期待できます。

お腹の中を再現する「お雛まき」とは?

お雛まきとはタオルやおくるみで赤ちゃんを包み込むように巻くことを言います。私がお雛まきを推奨する最大の理由は、お腹の中にいる時のような安心感から、赤ちゃんが短時間であっという間に緩むからです。

気をつけたいのは「きつ過ぎず、ゆる過ぎず」を守ることです。着物を着るとき、キツ過ぎると苦しい、でも緩いのも気持ち悪い!まさにその感覚です!お雛まきのやり方は本にも説明をしていますが、こちらに動画も上げてありますので参考にしてください。

「ベビーラップ」「スワドル」などのキーワードででてくる画像は膝と膝が近い位置にあり、体育の座り方のような形になっているものがありますから、M字の部分を忘れないように巻いてあげてください。

Cカーブやお雛まきで寝かせる必要があるのは「寝返りをするまで」が目安ですが、正しい寝返りができるまではCカーブで遊ばせ、反り返りを防ぎましょう。

仰向けから次の成長段階である寝返りにつなげるには、「腹筋側の強化」が欠かせません。その最大の敵が「反り返り」。先に背筋側が強化されてしまい腹筋側を使えなくしてしまうのです。Cカーブ&M字でしっかり予防・改善しましょう。