「体幹」は赤ちゃんのうちに!が新常識vol.9 「ハイハイのクオリティは手のひら!」

ハイハイが大切と言われるけれど、何が大切なの?正しいハイハイの知識を持ち、怪我をしない赤ちゃんの強い体つくりをサポートしましょう。ハイハイの時の手の付き方が大人の日常にも影響していますよ!

ズリバイからハイハイへ必要なこと

ズリバイからハイハイへの移行期の様子はどのような感じでしょうか。まず、足はズリバイの形、腕は肘が伸び手のひらで上体を持ち上げるオン・ハンズの形になります。

そこから膝の位置はカエルのようにまだ開いている状態から、お尻が床から少しずつ上がってきます。それに伴い、膝と膝の距離が近づき、最終的に股関節の下に膝の位置がくるような四つ這いの形へと移行していきます。

このように、股関節の動きが横から前へ安定し、体の中心軸に近づき、四つ這いの形になることでハイハイに移行するための股関節の動きが整うのです。

ハイハイの達人は手のひらで決まる!

ハイハイの成長で見逃されてしまうのが手のひらの形です。正しいハイハイの手のつき方は「手のひらを広げて床をしっかりと押すように付けている」のが良い付き方です。

ハイハイの赤ちゃんの手のひらの真ん中が浮いていないか、またはグーの手になっていないか確認してみてください。手のひらで床を押すようにしっかりとつけていると、体全体にパワフルに力が入るようになり、体幹を強くすることにつながります。

手のひらをしっかりつけられていない場合は、肩甲骨の位置が上がっていたり、首のすくみなどがあり、全身をうまく使えていない場合があります。

また手のひらをしっかりと広げられていないと、手首が緩んだ状態で体の重さを支えることになるので、その様な使い方の癖が残ると、将来手首をはじめとする様々な怪我などにつながりやすくなります。

手のひらリカバリー

手のひらをしっかりとつけられていない場合は、ママが赤ちゃんに手のひらをしっかりと広げたところを見せながら、「手のひらをしっかり広げてね」と声をかけてあげましょう。と言ってもなかなかやってくれないですよね。

その場合のリカバリーは全身をたくさん使う遊びをさせてあげましょう。遊びの中で、赤ちゃんが「もうちょっとであのおもちゃに手が届きそう」とか

「もうちょっとで、登れそう」などの様に赤ちゃんが「今、できることから」もう一歩先へとチャレンジするときに「赤ちゃんが生まれ持っている様々な能力を使うスイッチ」が入ります。

「手のひらを広げる」という動作は手のひらの問題だけではありません。「手のひら」という小さいことだけに目を向けないで、色々な動きの中からできる様になりますから短期間に改善しようとしなくても大丈夫です。

まとめ

大人の体幹トレーニングでよく行われる「プランク」や「腕立て伏せ」も手のひらをしっかりと広げて床を押すようにするだけで、トレーニング効果が何倍にもなりますよ!手のひらって大事ですね。