
七五三の時期をずらすのはOK?お参りや撮影はできる?
今回は七五三の一般的なシーズンや、時期をずらすメリット・デメリットなどについてご紹介します。
一般的な「七五三シーズン」はいつまで?
そもそも「七五三シーズン」とは、いつからいつまでの時期を指すのでしょうか。
10月~11月頃がピーク
本来の七五三は11月15日ですが、混雑を避けるためや、平日の参拝が難しいという理由で、日程を少しずらす家庭も増えています。一般的には10月上旬から11月下旬が七五三シーズンとなっていて、この期間の都合が合う日を選んで神社にお参りします。
明確な決まりはない
七五三の時期は、いつからいつまでという明確な決まりはありません。神社やフォトスタジオでも、ほぼ一年中対応してくれるところが多くなっています。
もし一般的な七五三シーズンからずれる場合は、神社や撮影スタジオで対応可能か、問い合わせてみるといいでしょう。また、神社によってはご祈祷の予約が必要なケースもあるため、時期に関わらず事前に連絡しておくのもオススメです。
七五三の時期は「ちょっとずらす」のがオススメ
七五三の時期に明確な決まりはないため、あえてシーズンの時期を避けるご家庭も増えています。時期をずらすことにより、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
時期をずらすメリット・デメリット
七五三の時期をずらすメリットとデメリットについて、ご紹介します。
【メリット】
- 混雑を避けられる
- 予約が取りやすい
- 神社で記念写真を撮りやすい
【デメリット】
- 千歳飴などお祝いの品が用意できない場合がある
- 暑い時期や寒い時期は着物でのお参りが大変
「ちょっとずらす」のがオススメ
七五三シーズンを避けながら、9月下旬や12月上旬など、少しだけ時期をずらすのがオススメです。9月上旬は暑い日もあり、地域によっては12月になると雪が降ることもあります。できるだけ過ごしやすい気候の時期を選んでお参りするのがいいでしょう。
時期を「大幅にずらす」ケース
数週間程度ではなく、大幅に七五三の時期をずらすご家庭もあります。具体的には、どのようなケースがあるのでしょうか?
やむを得ない理由があるケース
七五三の時期が下の子の出産と重なって、大幅にずらすケースがあります。他にも、忌中は神社への参拝を避けた方がいいので、七五三と重なった場合は時期をずらしてお参りをします。
このように家庭の事情がある場合は、やむを得ず大幅に時期をずらすこともあります。病気や怪我などで七五三シーズン中のお祝いが難しい場合も、時期を大きくずらすことになるでしょう。
子どもの成長を考慮するケース
七五三の年齢は、地域や家庭によっても考え方が違いますが、本来は数え年でお祝いをします。しかし、最近は満年齢でのお祝いが一般的になっていて、数え年でも満年齢でもどちらでもいいことになっています。
数え年で3歳の七五三をする場合、満年齢では2歳です。着物を着ての写真撮影や神社へのお参りなどは、小さな子どもには負担になるので、3歳時の七五三は満年齢でお祝いするのがいいかもしれません。また、早生まれの場合、同級生と一緒の年にお祝いをしたいという方もいらっしゃるでしょう。数え年でお祝いすれば、満年齢で七五三をする遅生まれの同級生と同じ年にお祝いができます。
七五三は時期をずらしても大丈夫!
七五三の時期をずらすポイントは次の3つになります。
- 混雑を避けるなら少しだけ時期をずらすのがオススメ
- 気候の良い時期を選ぶ
- 1年ずらして満年齢でお祝いするケースもある
七五三シーズンの土日や祝日は神社が混雑しやすく、とくに大安の日は大変混み合います。七五三に六曜は関係ないといわれているので仏滅にお参りしても問題ありませんが、お日柄を気にする方は多いようです。混雑すると、ご祈祷の待ち時間が長くなり子どもが疲れたり、神社での記念写真が難しくなったりする可能性があります。子どもが小さいうちは、時期を少しずらすことを検討してはいかがでしょうか。