保育園でも冷凍母乳はOK?完母を目指すママのための注意点

完母(完全母乳)で育児したいママにとって、子どもの保育園での生活は大きな課題ですよね。冷凍母乳をあまり知らないママは、不安に思うことも多いかもしれません。

今回は、冷凍母乳についてその保管方法や取り扱いの注意点、保育園での対応について見ていきましょう。

冷凍母乳について

子どもを保育園に通わせながら完母を目指す方には、冷凍母乳が心強い存在となります。母乳を保存するには、専用のパックを使って1回分ずつ小分けするのがポイントです。

冷凍母乳とは

冷凍母乳とは、搾乳器や手を使って絞った母乳を冷凍したものです。正しく冷凍、解凍をすれば、直接飲むのと同じ味、同じ栄養素を赤ちゃんに与えられます。
仕事で赤ちゃんと長時間離れるときや、ママが薬を飲んでいて授乳できないときにとても便利です。

保管方法とは

母乳を1回分ずつ専用のパックに入れ、空気を抜いて密閉。そのまま冷凍庫で速やかに冷凍します。冷凍庫に入れる際には、ドア付近やドアポケットには入れないようにしましょう。冷凍庫のドアを開けるたびに温度が上がってしまい、傷みやすくなります。

保育園へ持って行くときも保冷バックに入れる、保冷剤と一緒に入れるなど、なるべく低温を保つように気を付けてくださいね。

いつまで続けるのか?

母乳をいつまで続けるかは、赤ちゃんの状態によって異なります。離乳食が2回から3回くらいになってきたらやめる頃合いです。昼間の離乳食をしっかり食べられるようになれば、保育園に行く前と帰宅後に直接母乳を飲ませるだけで十分かもしれません。完母であっても、卒乳までずっと冷凍母乳が必要とは限らないのです。

取り扱いの注意点が知りたい

哺乳瓶とおしゃぶり

冷凍母乳は赤ちゃんが口にするもの。取り扱いには十分に注意を払いましょう。

正しい解凍方法

冷凍母乳の解凍の仕方は2種類あります。
冷蔵庫に移して自然解凍する方法と、30度から40度くらいの流水に20分ほど浸けて解凍する方法です。
電子レンジを使ったり、お鍋で温めたりするのはよくありません。熱で味や成分が変化することがあるからです。解凍したら、劣化する前になるべく早く飲ませてくださいね。

ミルクのあげ方

冷凍母乳の解凍が終わったら、清潔な哺乳瓶に入れます。哺乳瓶は湯煎して、人肌くらいに温めます。

その他のポイント

衛生面への配慮から、冷蔵庫で解凍した冷凍母乳は24時間以内に、流水で解凍したものは4時間以内に使い切るようにしましょう。一度温めたものはなるべく早く使い切り、再冷凍は避けてください。

冷凍母乳は、家庭用の冷凍庫で保管する場合は72時間以内に使い切るのがおすすめです。また、ママの体調が悪いときは母乳の成分が変化することもあるので、無理はしないでくださいね。

加えて、保育園で保育士さんが与えやすいように、搾乳した日時と子どもの名前を分かりやすいように書いておきましょう。

保育園の対応

哺乳瓶でミルクを飲む赤ちゃん

冷凍母乳を取り扱ってくれるのかどうかは、保育園によって違いがあります。

それぞれの園の指針による

保育施設では保育所保育指針や、保育所食育に関する指針に違いがあります。完母を推奨して冷凍母乳を受け付けてくれる園もあれば、粉ミルク以外対応をしないという園もあるということです。完母を目指す方は、事前に問い合わせておく方が良いでしょう。実際に小規模の無認可保育園は、柔軟に対応をしてくれる傾向があります。

冷凍母乳で保育園通いでも完母は可能なことも

母乳は冷凍が可能なので、保育園通いの赤ちゃんでも完母で育てられる可能性は十分あります。保育園によっては冷凍母乳を受け付けていないこともあるので、必ず事前に確認するようにしてくださいね。