月齢別・乳児と一緒にお出かけするときのポイント

妊娠がわかったときから、赤ちゃんとのお出かけを夢に描いていたパパやママも多いのではないでしょうか。赤ちゃんは1年であっという間に大きく成長しますが、お出かけのときは月齢ごとの注意が必要です。ここでは、赤ちゃんの成長に合わせたお出かけのポイントを、わかりやすく解説します。

生後1カ月間は控える

ママとベビーカーの乳児

赤ちゃんの身体の状態

生後4週間までの赤ちゃんを新生児といいます。約1カ月のこの間、赤ちゃんにはまだ十分な免疫力が備わっていません。お出かけはなるべく避けて、おうちの中で過ごすようにしましょう。出産を終えたママにとっても休息が必要な時期です。

お出かけはいつから?

ほとんどの赤ちゃんにとって、本格的な最初のお出かけは1カ月検診ではないでしょうか。それまでは短時間の散歩や、近くのスーパーへ買い物に出る程度にとどめておくほうが安心。何かあったらすぐ家に戻れるくらいの距離にして、赤ちゃんに無理をさせないようにしましょう。

免疫力がついてくる生後3カ月

いよいよ赤ちゃんのお出かけが始まるのが、生後3カ月ごろです。赤ちゃんの様子を気にかけながら、お出かけ準備を進めましょう。

赤ちゃんの状態

生後3カ月になると、首が座り始めます。身体もしっかりしてくるので、抱っこも横抱きから縦抱きができるように。スリングタイプの抱っこ紐も使えるので、お出かけが楽しくなるでしょう。視力も発達してくるので、外出すると周りをきょろきょろ見回すこともでてくるようになります。

お出かけ

ベビーカーもA型(生後1か月~2歳ごろまで使用可能なタイプ)のものが使えるようになるので、新生児のころに比べるとお出かけは楽になります。近くの公園や支援センター、キッズカフェなどにお出かけしてみましょう。家にこもっていたママにとっても、良い気分転換になるはずです。公共交通機関も使えますから、3、4カ月診断にはバスや電車でお出かけもできます。

首が座ってくる5カ月

段々と赤ちゃんの身体もしっかりしてくる5カ月。お出かけの範囲も広がりますね。

赤ちゃんの状態

5カ月ごろには首もしっかり座り、身体に筋肉がついてきます。寝返りをうち始めるので、気が気ではないママも多いかもしれませんね。またこの時期は、離乳食をスタートさせる頃でもあります。授乳の回数が減り、大人の食事に興味を示すようになったら、離乳食の準備を始めましょう。

お出かけ

首が座っていれば抱っこ紐を使って動けるので、いろいろな場所へ行けるようになります。3カ月のころよりもちょっと遠い公園や、スーパーも大丈夫。ただしそのときは、お出かけ先にオムツを替えるスペースや、授乳できるスペースがあるかどうかを調べておきましょう。また、ハイハイやずりばいをしたがることが多いので、安心して遊べる場所があればベストです。

7カ月以降は遊びやすく

キッズスペースで遊ぶ乳児

赤ちゃんの状態

情緒が発達し、人見知りが出てくる時期です。パパやママ以外の人を見て、泣いたりぐずったりすることも。喃語を口にするようにもなるので、赤ちゃんの声のトーンや発音を気にしつつ、パパやママが笑顔で接して赤ちゃんを安心させてください。

また、しっかり一人で座れるようになる分、手の動きも激しくなってくるので、周りに危険なものがないかよく注意してくだいね。

お出かけ

離乳食の回数が増えてきます。1日3度、大人と同じように食べる赤ちゃんもいるのではないでしょうか。赤ちゃんの食事に合わせて、お出かけのときには離乳食と食器の準備が必要です。施設によっては子ども用食器の貸し出しがあるので、利用してみてはいかがでしょうか。

また、この頃の赤ちゃんは好奇心が旺盛で何にでも興味を示します。キッズルームや支援センターなど、おもちゃがたくさんある場所で遊ばせてあげてください。適切なおもちゃの使用は、赤ちゃんの発達を促すきっかけになります。しかし、けがや誤飲の多い時期なので、くれぐれも目を離さないようにすることが大切です。

お出かけは気温に合わせた服装で

赤ちゃんは体温管理が苦手。衣類をうまく組み合わせて、心地よい状態を作ってあげましょう。

肌着(短肌着、長肌着をそれぞれ気候に合わせて)の上から、薄手のカバーオールを着せてあげます。カバーオールには、股部分のスナップを開け閉めしてパンツにしたりスカートにしたりできるものがあり、これをツーウェイオールといいます。お出かけのときは、おむつ替えに便利なツーウェイオールがおすすめです。

新生児なら短肌着と、日よけ、冷房よけを兼ねたタオル1枚で良いでしょう。3カ月以降の赤ちゃんで、首が座り始めたら、半袖ロンパースが便利です。

基本的には春と同じ服装で大丈夫です。肌着に薄手のカバーオールを着せて、温度を調整してあげてください。しかし一口に秋といっても、残暑の厳しい初秋のころから、肌寒い晩秋までありますので、ポンチョタイプの上着を用意しておくと何かと役に立ちます。

冬場の寒い時期には、コンビ肌着に厚手のカバーオールを合わせます。お出かけのときは、コートなどのアウターに、温かい帽子もお忘れなく。まだまだ毛髪は少ないので、頭もしっかりガードしてあげてくださいね!

赤ちゃん第一でお出かけ

身体の機能が整っていない赤ちゃんとのお出かけは、いろいろなことに注意する必要があります。きちんとした準備さえあれば、出先のトラブルに対応できます。ママとパパが協力し、赤ちゃん第一で考えて行動範囲やお出かけスポットを決めましょう。