お食い初めの由来が知りたい!赤ちゃんの儀式の意味について解説

子どもの成長は、七五三を始めとして、さまざまなお祝い行事があります。赤ちゃんの儀式「お食い初め」もそのひとつ。その意味や由来を知っていますか?

今回は「お食い初め」の意味や由来、加えて海外で行われているさまざまな儀式についてご紹介します。

お食い初めの意味とは?

赤ちゃんの儀式「お食い初め」とはどのような儀式なのでしょうか?ここでは、赤ちゃんにお食い初めの儀式を行う意味についてご説明します。

生後100日目の儀式!

お食い初めとは生後100日目頃に行う儀式です。「一生食べるものに困らないように」「丈夫な歯が生えますように」という願いを込めて行われます。

地域によって名称が変わる?

地方によっては、お食い初めを別の名で呼ぶことがあります。

  • 百日祝い(ももかいわい)
  • 箸始め
  • 箸揃え
  • 歯固め
  • 真魚はじめ(まなはじめ/生後初めて魚を食べる儀式)

また、お食い初めは一般的に生後100日目頃ですが、110日目や120日目に行う地域もあります。

お食い初めの由来について

お頭のついたタイ

お食い初めの儀式はいつ頃から始まったのでしょう?ここでは、お食い初めの由来について解説します。

歴史は平安時代から!

お食い初めの由来は平安時代にさかのぼります。当時は生後50日目頃、重湯に入れた餅を赤ちゃんの口に少しだけ含ませる儀式だったそうです。
この風習が鎌倉時代に初めて魚を食べる儀式「真魚はじめ」となり、室町時代になって「お食い初め」と呼ばれるようになったとされています。

メニューにも由来がある

お食い初めの祝い膳は一汁三菜の献立で、それぞれに意味が込められています。主な料理の由来は次のようになっています。

■赤飯:赤い色で邪気を払うため
■汁物:吸う力が強くなり、健康に育つため
■尾頭付きのタイ:紅白を連想させる体の色と長寿の魚で縁起がよいため
■煮物:「炊き合わせ」を「多喜合わせ」とかけて多くの喜びを願う
■酢の物や香の物:タコの酢の物で「多幸」を願い、紅白なますで縁起をかつぐ

これ以外にも、赤ちゃんの歯が丈夫に育つよう「歯固め石」に使う小石と梅干しを用意します。梅干しには、シワシワになるまで長生きするようにという長寿の願いが込められています。

赤ちゃんの儀式は諸外国でも

銀のスプーン

お食い初めのような儀式は海外でも行われているのをご存じですか?日本のお食い初めとは少し違う、外国の儀式を2つご紹介します。

ヨーロッパでは洗礼式にスプーンを!

ヨーロッパでは、赤ちゃん誕生のお祝いや洗礼式に銀のスプーンを贈る習慣があります。

この習慣には「赤ちゃんが一生食べ物に困らないように」という願いが込められています。加えて西洋には、「銀のスプーンをくわえて生まれてきた赤ちゃんは幸せになれる」という言葉もあります。

中国では命名式に筆を!

中国でも赤ちゃんの生後100日目のお祝い「百日祝い」が行われます。中国の百日祝いでは命名式をして赤ちゃんの髪を切り、その髪の毛で胎毛筆を作る習慣があります。

赤ちゃんの幸せを願ってお食い初めをしよう

今回の記事でご紹介したお食い初めの由来や意味について、ポイントを3つまとめました。

  • お食い初めは「赤ちゃんが一生食べるものに困らないように」という願いを込めた儀式
  • 生後100日目頃に行われる
  • メニューにはそれぞれ意味がある

お食い初めは、赤ちゃんの幸せを願って行われる儀式です。外国にはお食い初めとは少し違う風習がありますが、我が子の幸せを願う気持ちは一緒。生後100日目頃に、両家の祖父母も呼んで、お食い初めをしてみてはいかがでしょうか。