寝かしつけたはずなのに泣くのはなぜ?その理由と泣かないためにできること

寝かしつけたはずなのに、すぐに目を覚ましてギャン泣き。そしてまた寝かしつけての繰り返しで、気づいたらもうこんな時間……。そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。今回は、赤ちゃんとより楽しく向き合っていくために、寝かしつけのときに役立つ方法をご紹介します。

泣いているのをあやす前に知っておきたい注意点

赤ちゃんを寝かしつけるママ

いくらあやしても赤ちゃんが泣きやまないと、不安になってしまいますよね。ここでは、赤ちゃんをあやす前に、知っておきたい注意点をご紹介します。

言葉が話せない分、泣いてしまうんです!

赤ちゃんは大人のように言葉で気持ちを伝えられないので、代わりに泣いて伝えます。おむつを替えてほしい、おなかすいた、寒い、寂しいなど……。赤ちゃんが泣くのは、しっかりと意思表示ができている証拠です。ですから、なかなか赤ちゃんが泣きやまなくても、不安になりすぎる必要はありませんよ。

「泣いたら駆けつける」習慣を変えたほうがいいケース

赤ちゃんとパパ・ママの信頼関係を築くのは大切なことです。ですが、泣いたらすぐに駆けつけてあやすことを習慣化すると、赤ちゃんが「泣けば来てくれる」と思い、泣き癖がついてしまうこともあります。時には少し待たせて、「待っていてくれてありがとう!」と褒めてあげることで、「待っていたら来てくれる」ということを学ばせることも大事です。

泣いてしまう理由を見つける

赤ちゃんが泣くのには、原因や理由があります。赤ちゃんをあやす前に、まずはなぜ泣いているのか、理由を見つけましょう。

【理由一覧】
赤ちゃんが泣く理由には、次のようなものがあります。

  • おむつが汚れている、締めすぎて苦しい
  • 部屋が寒い、暑い
  • ママから離れるのが不安
  • 眠りが浅い

赤ちゃんはおむつの不快感や、部屋の温度などに反応して目を覚ましてしまいます。寝る前に一度おむつを替えたり、部屋の温度を20℃前後に調節したりして、環境を整えてあげましょう。

そのほか、抱っこしている間は寝ていたのに、布団に寝かせた瞬間に泣き出してしまうケースもあります。この場合は、パパやママの心臓の音が聞こえなくなって不安になったことや、匂いが変わったこと、眠りが浅いことなど、さまざまな原因があるようです。

寝かしつけ時に泣いてしまう場合の対策

ベッドで眠る赤ちゃん

「赤ちゃんがなかなか寝てくれない、泣きやんでくれない……」と、頭を抱える方も多いですよね。そんなときは、いくつかのポイントをおさえることで、赤ちゃんを安心させて上手に眠りに誘導できます。

対策1:お気に入りの音楽を見つける

心地よいオルゴールの音楽や、優しいゆっくりとしたメロディーの音楽など、赤ちゃんがリラックスできる曲を流して眠りを誘う作戦です。いくつかの曲を流してみることで、赤ちゃんのお気に入りの曲が見つかります。「この曲を流すと落ち着いて寝てくれる」という一曲が見つかれば安心できますね。

対策2:寝かせたい時間から逆算して授乳

赤ちゃんを寝かせたい時間から逆算して授乳時間を決め、赤ちゃんの生活リズムをコントロールするという方法があります。実は、イギリスのカリスマナニー、ジーナ・フォードさんが提案した「ジーナ式」という育児方法が、これに近いのです。

対策3:背中をトントンする

縦抱きにした状態で、体を揺らしながら赤ちゃんの背中をトントンする方法です。赤ちゃんはおなかにいる間、ずっとママの心音を聞いています。ママの心音のリズムに合わせてトントンすると、おなかにいたころを思い出して安心して眠ってくれます。この方法だと、ママと赤ちゃんの密着度が高いので、スキンシップにもつながりますね。

対策4:最終手段……放置!

おじいちゃんやおばあちゃんに、「肺活量が鍛えられるから、そのまま泣かせておきなさい」といわれたママもいるのではないでしょうか。あえて泣かせておくことで、赤ちゃんが泣き疲れて、そのまま寝てくれる場合もあるかもしれません。ある程度は泣かせっぱなしでも大丈夫ですが、完全放置はしないように注意が必要です。泣くと涙と汗で水分を失うので、様子を見ておっぱいやミルクを飲ませましょう。あえて泣かせておくのは、アメリカなどで「cry it out」と呼ばれる、わりと普通のやりかたなのだそうです。

赤ちゃんが泣くのは成長している証

寝かしつけた赤ちゃんが泣いてしまうときのポイントは、次の3点です。

  • 赤ちゃんが泣く理由・原因を見つける
  • 音楽をかける、抱っこしてトントンするなど、いくつかの方法を試してみる
  • 赤ちゃんが泣く=「意思表示」だということを忘れずに

毎晩のように赤ちゃんが泣くと、ついイライラしたり、不安になったりしてしまうこともあるでしょう。そんなときは、なぜ泣いているのか、どんな意味があるのかを考えることで、ママの気持ちが楽になる場合もあります。

赤ちゃんが泣くのは意思表示でもあります。よく泣くということは、赤ちゃんが着実に成長している、何よりの証しかもしれません。