「体幹」は赤ちゃんのうちに!
が新常識 vol.2「体幹と心の成長」

日常の「何気ない赤ちゃんとの接し方」が、体や心の成長に影響します。
生まれたばかりの赤ちゃんが歩き出すまで、どのように自分を認識し、体を動かす方法を学んでいるのか、また、どのように愛情を感じているのかを知り、健やかにたくましく育つサポートをしていきましょう。

ボディマップとは?

生まれたばかりの赤ちゃんは触られることで、自分の体を認識していきます。また、4〜5ヶ月になると足を持ち上げて、自分の足が視界に入り、触ってみたり、口に入れたりして「あっ、これは自分の足だ!」とわかるようになります。また寝返りをすると体の横面、うつ伏せをすると体の前面、という風に自分の存在を知り、体全体の地図がどんどん描けるようになります。これを「ボディマップ」と呼んでいます。

ボディマップを育てるには、とにかく赤ちゃんにたくさん触ってあげる「ボディタッチ」も効果的です!オムツ替えの度に足をスリスリ、お着替えの時に背中やお腹をスリスリ、授乳のたびに足や手をスリスリ、モミモミなど、毎日のお世話とセットでするのが手軽で忘れずできてオススメです。「ベビーマッサージ」も素晴らしい方法です!

実は、ボディタッチは心の栄養になります。口から母乳を飲んで体の栄養にするように、肌からの刺激は心に深く愛情として伝わります。優しく扱われることで大切にされているという気持ちが伝わるのです。

ボディイメージとは?

ボディマップとともに成長していくのがボディイメージです。大人が車の運転を教習所で一から練習するように、赤ちゃんは「自分の体という車」の運転が上手くなるために、各成長段階で繰り返しトレーニングをおこなっています。

車の教習所は1段階目ができて初めて2段階目に進みますよね。安全に運転するには全ての運転技術が必要だからです。赤ちゃんにも教習所と同じように一つ一つの発達段階を確実に経験して、十分できるようになってから次の段階に進めるようにしてあげましょう。

発達段階についてはこちらの記事をチェック

赤ちゃんの「体幹」作りは心にも影響する

赤ちゃんの育つ過程を「見守る」か「飛び級」するかは心にも影響します。

本来、赤ちゃんは自然に育つ力を持っています。親が手助けをせず育つ過程を見守っていれば、非常に簡単で大切な動きを赤ちゃん自身で勝手に経験していきます。少しずつ成長していく中で徐々に体重が重くなるので無理なく、プラスの成長だけが起こり、毎日できることが増えていくので「ポジティブな思考」を持つようになります。

しかし、例えば寝返りやズリバイをしないうちに、親がおすわりをさせてしまった場合、赤ちゃんは自分で移動さえできないのに体が起き上がっている状態になってしまいます。目の前のおもちゃを取ることもできず「したい事」と「できる事」にギャップができ、不満が起こりがちです。

泣くとママが取ってくれるので、ママに要求してやってもらうという「受け身」の感覚が芽生え、ママが忙しくて解決できないときは「ママがやってくれない」という「ネガティブな感情」を身につけてしまいます。発達段階を順番通りにゆっくりと赤ちゃん自身のペースで練習させてあげることが、ポジティブに考える思考につながっていくのです。

赤ちゃんの「体幹」を育てることは、「心の成長」にも大きく影響していきます。「強い体幹」だけでなく「優しい心」と失敗を乗り越える「たくましい心」を育てるために赤ちゃんの発達段階での経験を大切にしましょう。

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