早生まれの七五三はいつ実施する?後撮りはアリ?数え年と満年齢から考えよう

子どもが小さいうちは、同じ年齢でも誕生月によって成長の差が感じられるものです。早生まれのお子様を持つご両親の中には、七五三をいつ実施するべきか迷う方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、早生まれの子どもが七五三を実施する時期について紹介します。

そもそも「早生まれ」「遅生まれ」とは?

「早生まれ」とは1月1日から4月1日生まれの人のことです。同じ年に生まれても、1月1日から4月1日生まれの子どもは1学年上になり、早く入学することになるので、このように呼ばれてます。一方、4月2日から12月31日生まれの人は「遅生まれ」といいます。

早生まれの子どもと遅生まれの子どもは、誕生日が1年近く違うことがあるので、幼い頃はどうしても成長に差が出てしまいがちです。

七五三は正式には「数え年」と「満年齢」どちらで行う?

シャボン玉で遊ぶ女の子

年齢の数え方には、古来より使われてきた「数え年」と、「満年齢」があります。では、七五三はどちらの年齢で行えばよいのでしょうか?

「数え年」とは

数え年は「生まれた年を1歳として、毎年元旦に年をとる」という数え方です。生まれた瞬間から1歳とされ、誕生日に関係なく、全員が1月1日に年をとります。そのため、12月31日生まれの子どもはその日に1歳、翌日の1月1日には2歳と数えます。

現在はあまり馴染みのない数え方かもしれませんが、日本の伝統的な行事は数え年で行うものが多く、七五三も本来は数え年で行われていました。

「満年齢」とは

満年齢は、「生まれた日を0歳として、翌年の誕生日前日の24時に年をとる」という数え方です。
現在、一般的に年齢を数えるときは、こちらの満年齢が使われています。そのため、七五三を数え年で行わずに、満年齢で行う家庭も増加傾向にあるようです。

早生まれの子どもの七五三はいつ実施する?

神社に参拝する兄弟

早生まれのお子様のママは、我が子を同じ学年の子どもと比較して、「身体が小さいのでは?」、「成長が遅いのでは?」と心配になることが多いかもしれません。七五三を正規の年齢で行うことに不安を覚える方もいるでしょう。
ここでは、早生まれの七五三をいつ実施するべきか紹介していきます。

七五三を行う年齢に明確な決まりはない

七五三を行う時期は、正式には「子どもが数え年で3歳、5歳、7歳になる年」です。しかし、最近では満年齢で実施する家庭が多く、必ずしも数え年にこだわる必要はありません。
さらに、兄弟でまとめて七五三を行うために、子どもが4歳や6歳のときに七五三を行う家庭もあり、「必ずこの年齢の時に済ませる」という明確な決まりはないといえるでしょう。

早生まれの場合は「1年遅らせる」のが安心?

早生まれの子どもの七五三は、あえて1年遅らせて実施するという家庭もあるようです。
成長とともに、早生まれと遅生まれの差は目立たなくなります。しかし、3歳の七五三では成長の差が大きく、慣れない着物を不快に感じたり、ご祈祷のときにぐずってしまったりすることもあるでしょう。

さらに、個人差もありますが、おむつがはずれる時期は2歳の後半から3歳の初めくらいが多いとされています。3歳児の場合、満年齢で七五三をしたほうが、おむつがとれている可能性が高いので安心といえます。
まだ子どもが幼い3歳の七五三は、1年遅れで実施するとよいかもしれませんね。

早生まれの七五三は「後撮り」を検討するのもひとつの手

七五三では写真館やスタジオでの写真撮影も一大イベントのひとつ。普段はなかなかプロに写真を撮ってもらう機会は少ないので、この機会に家族写真を撮っておこうと考える方も多いでしょう。

せっかくの写真撮影、子どものご機嫌な笑顔を写真に残したいものですが、特に3歳・5歳の小さい子どもの場合には、なかなか思うようにいかないものです。ましてや、早生まれの子どもの場合、機嫌よく写真撮影を終えてくれる可能性は更に低くなってしまいます。

そんな場合におすすめなのが、記念写真の後撮りです。ここではそのメリットについて見ていきましょう。

七五三の写真撮影は「前撮り」が基本?

以前は、七五三のご祈祷と同日にそのまま写真撮影を行うのが一般的でしたが、最近では写真撮影だけを別日に切り分けるパターンが増加しています。

子どもにとって、慣れない着物を着て、ご祈祷の間じっとしているのは至難の業。それだけで疲れてしまう場合も決して珍しくはありません。時間のかかる写真撮影を別日に行うことで、子どもの負担を軽減することが可能になります。

最近では、写真撮影を5~9月に行う「前撮り」を行う方が増えており、それにあわせて写真館やスタジオ側でもお得な「前撮りプラン」などを用意しているケースが多く見られます。最も混雑する11月に比べて写真館やスタジオの予約も撮りやすいこともあり、前撮りに人気が集まっているのです。

早生まれの後撮りのメリットは?

逆に、七五三の時期を過ぎてから、12月以降に写真撮影を行うことを「後撮り」と言います。早生まれの子にとって、写真撮影が数ヶ月後になるだけでも、だいぶ成長がみられるはず。身体も大きくなって、各年齢の衣装がよりぴったり着られるようなるでしょう。

更にこの時期は、写真館の七五三撮影の件数がぐっと減るため、前撮りよりもさらに予約がとりやすいというメリットもあります。また、衣装をレンタルする場合には、着たい衣装が別の予約とかぶっていて着れないという可能性も減少。カメラマンのスケジュールにも比較的余裕がある場合が多いので、ゆったりと撮影できたという声も聞かれます。

子どもの成長具合に合わせて七五三を実施しよう

早生まれの子どもは、4月や5月に生まれた子どもと比べ、成長具合にかなりの差があります。そのため、せっかくの晴れの日を機嫌よく過ごせるとは限りません。お子様の身体の成長具合や性格などにもよりますが、気になる場合は1年遅らせてお祝いしたり、写真の後撮りをしたりするのがおすすめです。

お子様の状況を第一に考えて、七五三を数え年と満年齢のどちらで実施するか、じっくり検討してみてくださいね。