資産運用をはじめる前に…知っておきたい基本

資産運用とは持っている資産を元手に管理、運用して資産を増やすことです。
低金利の今、銀行に預けてもお金は増えない時代といわれ資産運用への関心が高まっています。ただし、資産運用をはじめるにあたって、いきなり金融商品を選ぼうとしていませんか。これは、よくある間違いです。
まずは、資産運用をはじめる前にリスクのとり方や考え方、投資の基本について知ることが大切です。今回は、これから資産運用をはじめたい人に向けて、資産運用の基本について解説します。

資産運用をしないのもリスク

資産運用をはじめる前に不安なのが投資のリスクではないでしょうか。資産運用をはじめたいけれど、投資した金額より運用結果によって資産が減ることが不安でなかなか踏み出せないという人は少なくありません。
とはいえ、資産運用しないことのリスクもあります。それは、インフレリスクです。インフレ(インフレーション)が起きると物の値段が上がり、お金の実質的な価値が下がります。たとえば、100円で購入できたノートがインフレにより物価が上がり200円になった場合、物価は2倍になりお金の価値が半分になりお金の価値が下がってしまいます。つまり、ずっと預貯金だけで預けていると金額は変わらないのですが、実質的な価値は下がります。 急激にインフレが起きることはありませんが、このまま金利の低い預貯金にすべて預けていてもお金は増えません。

資産運用のメリット・デメリット

資産運用のメリットとしては、運用成果によって資産が増える可能性があります。超低金利が続いている昨今では、預貯金のままで増やすのは難しいものです。稼いでお金を得て貯蓄を増やすことは基本ですが、資産運用もしなければ資産は増えません。資産運用することで、複利効果を活用することができます。複利効果とは、運用で得られた利息を元本に組み入れて、これを元本とみなし、継続して運用することで利息が利息を生み出す効果があります。長期で運用すればするほど、複利の効果が高まります。
一方、デメリットとしては元本割れの可能性があります。資産運用をする際、投資する金額は最大ロスしたとしても生活費に影響しない金額とすることは大前提です。資産運用にはリスクを軽減するため資産運用の三大原則があります。

資産運用のポイント

資産運用の三大原則は「分散投資」「積立投資」「長期投資」です。資産運用はこの三大原則により、お金が減るリスクをコントロールすることができます。「分散投資」とは様々な値動きの異なる金融商品や地域を分散して投資する、「積立投資」はコツコツと一定額ずつ継続的に投資する、「長期投資」とは10年、20年など長期間持ち続ける手法です。「分散投資」することで1つの投資商品が急落しても、他の投資商品の利益により損失のカバーが期待できます。値動きを予測することは不可能ですが、「積立投資」により投資するタイミングを見極める必要がありません。「分散投資」「積立投資」に加えて、「長期投資」を組み合わせることで運用リスクを軽減できる資産運用の三大原則は資産運用をする上で基本といえます。

資産運用をはじめる前に基本を知っているか知らないかによって、商品選びにも違いが出てきます。資産運用にはリスクはありますが、資産運用の三大原則を知っておくことでリスクをコントロールできることも念頭に入れておきましょう。