ピカ子の時短メイク講座 第2回『“すっぴん格上げ”の時短ベースメイク術』

メイクアップアーティストのピカ子さんによる、時短メイク講座。第2回は、「ベースメイクの時短テクニック」についてお聞きします。下地+ファンデーションのいつもの工程も、ちょっと工夫するだけでより美しく、しかも短時間で仕上げることができるのです。早速、そのコツを見ていきましょう。

多機能下地で、ナチュラルにビューティーアップ

——前回のスキンケア編で、「メイクをする場合は、化粧水のみで大丈夫」ということでしたが、化粧水のあとすぐにメイクをしてもいいのでしょうか?

はい。油分が含まれている乳液や美容液は、メイクをよれやすくしてしまうので、時短メイクには使いません。その代わり、UVカットや保湿美容成分が入っているような、多くの機能をもつ下地を選んでください。

——色味はどんなものを使えばいいでしょうか。

ナチュラルさを重視するのであれば、おすすめはクリームオレンジです。日本人のオークル肌にしっくりする色味で、自然にビューティーアップしてくれます。

下地は、指ではなくスポンジを使ってのせていきます。お肌に均一な膜を張るようなイメージで、お肌に対して垂直にパッティングしていくのがコツです。
塗り方の順番に決まりはありませんが、下地やファンデーションは目尻のシワに、溜まりがちです。なので、シワが気になる人は、まずはそこからのせていって、最後にもう一度調整すると、キレイに仕上げることができます。
あとは、口角のあたりはくすみが強いので、ほんの気持ち、厚めに塗ってください。

下地で目指すのは、すっぴんの格上げです。なので、メイクをしている感が出るのはアウト。「私、すっぴんもキレイですけど?」と、思わせるくらいのイメージが大切です。

油分の少ないパウダーファンデーションでナチュラル肌に

——続いて、ファンデーションですね。私は何年も同じ、某ブランドのリキッドファンデーションを使い続けているのですが……。

液体タイプのファンデーションは油分が多いので、お顔の皮膚が厚ぼったく見え、すっぴん感が薄れてしまいます。
時短でキレイに仕上げたいのであれば、おすすめはパウダーファンデーション。液体状のものよりも、圧倒的に油分が少ないので、自然で軽やかな肌を作ることができます。ファンデーションの色は、デコルテに合わせて選んでくださいね。

お顔の外側から、メイクブラシを叩きつけるようにして、ファンデーションをのせていきます。

——メイクブラシを使ったほうがいいのでしょうか?
コンパクトに入っているスポンジは、外出用(お直し)なので、お家でメイクする場合は、メイクブラシを使ってください。面が2つある、大きめの平筆タイプが使いやすいですよ。

——塗り方のポイントを教えてください。
ポイントは、外側は気持ち厚めに、真ん中によるほど薄くのせること。
みんな、お顔の中心部分を隠したがるだけど、そこを厚くすると、一気に厚塗りメイクに見えてしまうんです。
お顔の外側の広い面積の色ムラを整えることで、お肌をキレイに見せることができます。ナチュラルを重視するには、塗り分けが必要なんです。

シミもシワも、人と話すときの距離感でわからなければ、それ以上隠す必要はありません。ベースメイクでは、鏡に接近しすぎると、厚化粧になりがちなので気をつけてください。

パールパウダーでお顔の重心を上げる!

——ベースメイクの最後は、パウダーですね。

パール入りのパウダーで、肌の質感をアップさせます。
パールパウダーのいいところは、吸着力が強いところ。メイクを長持ちさせてくれるんです。

光が当たりやすい、お顔の上半分に乗せることで、光を反射させる位置が上がり健康で若々しい印象に。
また、目のまわりは年齢とともに、くすんでいく部分なので、パールパウダーで、ハリ感と明るさをプラスしてあげましょう。

——パールパウダーも大きめのメイクブラシを使ったほうがいいですか?
そうですね。メイクブラシを使ったほうが早く美しく仕上がります。

——ベースメイクの完成です!パールパウダーの効果でお顔の重心が上がり、さらに、きめ細やかな肌になったことがわかります。

今回のメイクに使用したのはこちら。

・ラ・メイキャ フェイススムーザー (左上)
・ラ・メイキャ パウダーファンデーション[ナチュラル]  (下)
・M・A・C エクストラ ディメンション スキンフィニッシュ ダブルクリーム (右上)

——次回お届けするのは「アイブロウの時短テクニック」。ピカ子さん曰く、メイクの完成度は、眉毛にかかっているのだそう。次回は6月5日更新(予定)ぜひとも、お見逃しなく!

前回の記事を読む ⇒ピカ子の時短メイク講座 第1回『スキンケアの時短テクニック』



ピカ子 メイクアップアーティスト
<プロフィール>
パリ、ニューヨーク、ミラノなど世界の舞台で活動、かつてはブラッド・ピッドやアリシア・キーズなど一流セレブ達を担当し、現在は世界の流行を作り出す一流メイク術や、テレビ番組で個性を活かした引き算メイク・変身企画など展開。

プライベートレッスンは、その技術を学びたいと国内外から予約が殺到し、数年待ちの状況。
ご自身プロデュースのコスメブランド「LA MAKEUP(ラ・メイキャ)」など幅広く活躍中。
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